経費処理が楽!
車両をリースすると、経理処理が簡単になります。
車を買った場合、その価値を使った期間で分けて、都度、経費にする必要があります。
これを減価償却といいます。
減価償却を簡単に説明すると、
車両購入費が50万円、売却時の価格が10万円の場合、実質40万円が費用です。
この40万円を5年間で使ったとすると、年間8万円、月額約6,667円が経費になります。
しかし、この計算方法は実際にはもっと複雑です。
使った期間の計算が税務署で認められるかも不確かです。
リースなら、毎月決まった金額を経費にできますし、減価償却の手間もかかりません。
減価償却資産の取得に要した金額は、取得した時に全額必要経費になるのではなく、その資産の使用可能期間の全期間にわたり分割して必要経費としていくべきものです。この使用可能期間に当たるものとして法定耐用年数が財務省令の別表に定められています。減価償却とは、減価償却資産の取得に要した金額を一定の方法によって各年分の必要経費として配分していく手続です。出典:国税庁 減価償却のあらまし
メンテナンスが楽!
リースを選ぶ大きなメリットの一つに、車検や税金がプランに含まれている場合が多いことが挙げられます。
さらに、選択するプランや会社によっては、オイル交換や車検などのメンテナンスもカバーされているため、車に関する心配をせずに乗ることができます。
ほとんどのリース車は新車または新しい年式で走行距離が少ない車が中心です。
これにより、エンジンなどの故障について心配する必要が少なくなります。
ただし、運送会社が提供するリースの場合、新車でない可能性もありますので、注意が必要です。
リースの注意点
原状復帰が必要
リース契約が終了した後で、車を買い取るオプションがない場合、車を元の状態に戻す必要があります。
リースを提供する側は、リース期間中に生じた傷や凹みを想定していないため、修理が必須になるケースが多いです。
こちらも不動産と同様で、家を借りた後に何かを壊したとします。
そのまま返却は認められませんよね?
それと同じです。