■軽貨物ドライバーの配送の種類
軽貨物ドライバーとして仕事を開始したけれども思うように仕事が出来ない!
そんなときは焦りばかりが募っていきますよね。
そういう時に限って焦って雑な仕事になってしまったり…実はそれ負のループです。
まずは配送の仕事はどんなものがあり、どのようなルートでそういった仕事が成り立っていくのかを整理しましょう。
成り立ちと整理が大事!
配送には大きく分けて「宅配」「スポット便」「ルート配送」の3種類があります。
これらの配送は必要なスキルや単価も異なってきますので働き方や相場を詳しくみていきましょう。
●一般的な宅配(足立区 現場例)
企業や業者から受注する配送です。
個人宅へ荷物をお届けします。
この場合は荷物1個あたりの単価が決められていて、個人宅へ荷物を配達すれば報酬が発生する仕組みです。
○個人宅への配送
個人宅は不在であることが多いので、その間に他のお宅への配達を行うことがコツとなります。
ヤマト運輸や佐川急便、Amazonといった大手の宅配単価は荷物1つにつき〜200円前後の報酬価格と設定されていることが多いです。
○法人への配送
法人などの企業の配送を担当する際は1回に運ぶ個数が多くなりロット単位の配送となることもしばしばです。
そのため法人の配達は力仕事になることもあります。
また企業の営業時間を把握したり、担当者から配送料金を聞かれたりすることもあるので答えられるようにしておくと信頼関係を築きやすくなります。
<通常配送の収入例>
- 1日あたり 150円×100個 =15,000円
- 25日稼働 15,000円×25日=375,000円
- 1カ月の収入 375,000円-手数料やガソリン代などの経費
●スポット便・チャーター便(松戸市 荷主様S社様)
スポット便・チャーター便は依頼する業者や企業の繁忙期などに発生する配達です。
通常の配達よりも単価が高いので積極的に受注したい案件です。
スポット便は時給制で、チャーター便は距離制で報酬が発生します。
○繁忙期のスポット便配達
スポット便は主に企業の繁忙期に発生する配送業務です。
4〜5時間の約半日契約でおよそ1万円程度の報酬が相場です。
時給約2,000円〜2,500円の間で働くことができるため、定期的にスポット便で仕事ができれば安定した収入を得られます。
○チャーター便・長距離配送
チャーター便は急ぎの資料や部品などの重要なものを届けるので、直接依頼主の元へ荷物を取りに伺い、そして受取り主の元まで配達します。
場合によっては空輸を使うような遠方の配達もあります。
長距離で時間も掛かるので負担が大きくなりますが、その分高単価の仕事です。
<スポット便の収入例>
- 午後のみ稼働 時給3,000円×5時間=15,000円
- 月4回スポット稼働 15,000円×4回=60,000円
- 1カ月の収入 60,000円-手数料やガソリン代などの経費